冬はなわとびシーズンです。
子どもたちは小学校で休み時間や体育の授業でなわとびをしています。
そんなとき、ワイヤーでできたなわとびってどうなのかなって疑問に思うことがあると思います。
今回はワイヤーなわとびについて解説し、選ぶ理由と選ばない理由についてお話したいと思います。
1 ワイヤーなわとびとは
「そもそもワイヤーなわとびってなんなの?」
と思う方もいると思います。
まずなわとびを想像してみてください。
そうすると「ビニール製」か「布製」を思い浮かべる方が多いと思います。
子どもの頃からなわとびと言えばその2種類が当たり前だったからです。
幼稚園では布製ロープ、小学校に上がるとビニール製ロープというイメージです。
そこに参入してきたのが「ワイヤー製ロープ」です。
ドコモ、au、ソフトバンクの大手に対抗した楽天のような入り方です。
ワイヤーはその名の通り金属製のワイヤーです。
それにビニールでコーティングしてあって、一見はビニール製のなわとびに見えるのですが、ビニールの中に金属が入っている分、速く回ります。
「どれくらい速いの?」
という疑問はもちろんあると思いますが、ビニール製の比ではありません。
一般的に小学生が使っているカラフルのビニール製なわとびを「桐生祥秀」だとすると、二重跳び用の高速ビニール製なわとびが「ウサインボルト」です。
そしてワイヤー製なわとびは・・・「ヌー」です。
ちょっと桁違いすぎますね。
ワイヤーなわとびはめちゃくちゃに速く回すことができるなわとびなのです。
「金属だから足とかに当たったら痛いんでしょ?」
は一番ある質問です。
この答えは「ビニール製と変わらない」です。
そもそも二重跳びや三重跳び用として使用することが多いワイヤーなわとびなので、引っかかっても足先に当たることが多いのです。
半ズボンで裸足でやっていればそれは痛いのですが、この時期は長ズボンを履いていますし、大抵の場合は靴を履いて行っています。
だから当たっても痛みはありません。
価格:51,533円 |
2 メリットとデメリット
ワイヤーなわとびのメリットとデメリットについてです。
【メリット】
ワイヤーなわとびのメリットはやはりその高速性です。
高速で回せるということは二重跳びにめちゃくちゃ向いています。
1回の回転で2回は回転させることができるほどに速いのです。
「ワイヤーだから重いんでしょ?」
というご意見もあるかもしれませんが、ビニール製なわとびと変わりません。
重みは同じなので回転数が違うのです。
だから三重跳びもチャレンジしたいという方にとってはワイヤーなわとび1択です。
【デメリット】
ワイヤーはあくまで金属なので弾力性に欠けます。
だからなわとびが終わったら「縛って保管」ということはできません。
縛ってしまうとその形になってしまうので縛ったら最後、2度と元の形には戻せません。
だから丸めて保管という形になります。
そして弾力性に欠けるので、技能系の技には向いていません。
子どもたちが乗り越えたり技の一つに「はやぶさ(二重あやとび)」がありますが、交差させる技にはあまり合っていません。
とにかくその形状のまま速く回したという二重跳び、三重跳び用の代物と考えた方がよいでしょう。
※はやぶさがまったくできないかというと、それは違います。やりにくいというだけです。
3 ワイヤーなわとび価格
ちょっとずつワイヤーなわとびが欲しくなったという方も少なくないと思います。
少し前だと、ワイヤーなわとびは比較的高かったのです。
なわとびなのに1500円以上するという感じです。
「なんだ想像より安いじゃん」
という方は即買いがおすすめです。
しかし「なわとびに1500円かぁ・・・」という方に朗報です。
最近ではダイソーでも、そのワイヤーなわとびが販売されています。
「Sport Jump Rope スポーツなわとび(持ちて細タイプ」
です。
これがなんと200円(税抜き)という破格の値段で販売されています。
早速、購入して跳んでみました。
持った最初の印象は「軽い」でした。
ワイヤーの割には軽いのです。
そこで思ったのは
「軽すぎるから回転がいまいちなのか?」
ということです。
ですが実際に回してみたらワイヤーはワイヤーです。
思い通りの回転をしてくれました。
三重跳びも試しでやってみて10回ほどできたので、特に問題なく使えそうです。
もしも試しにワイヤーで跳んでみたいという方は、まずはダイソーの「Sport Jump Rope スポーツなわとび(持ちて細タイプ」をおすすめします。
子ども用にしてはロープが長いので身長が160cm以上の子の方が良いでしょう。
短くする場合はビニール製と違ってハサミで切るのではなくニッパーなどで切ることになります。
また、子どもは校庭などの外で跳ぶことが多いので、コーティングが剥げてしまってワイヤーがむき出しになる恐れがあります。
それを懸念して1500円のなわとびはちょっと・・・と思う方もいたかもしれませんが、200円ならシーズンだけ使うというイメージで使用できます。
ただ、持ち手の部分が細すぎるのと、持ち手の部分が軽すぎるのが気になるところです。
やはりちょっと高めの物の方が持ちやすさはあります。
持ちやすいということは持続力があるということになります。
だからより回数を求める場合にはダイソーを卒業して次なるステップに行ってみるのもよいと思います。
価格:1,447円 |
4 まとめ
今回はワイヤーなわとびのご紹介をさせていただきました。
ワイヤーなわとびはロープの部分が金属でできたなわとびです。
何が良いのかというと回転速度がめちゃくちゃ速いのです。
だから「二重跳びや三重跳びをするためのなわとび」と考えて良いでしょう。
金属なので交差する動きにはあまり強くありません。
はやぶさなどの技には、二重跳びなどに比べたらやりにくさを感じるかもしれません。
価格は1500円くらいするのですが、最近ではダイソーで200円のワイヤーなわとびが発売されています。
「Sport Jump Rope スポーツなわとび(持ちて細タイプ」
ちょっと興味あるけど、まずは使ってみたいという方はとても良いものです。
以上がワイヤーなわとびについてです。
ただ、ワイヤーなわとびが良いということで間違えて有刺鉄線を購入しないように気をつけてください。
有刺鉄線ではなく、ワイヤーです。
有刺鉄線で喜んでいる方がいたらそれは大仁田厚さんです。
有刺鉄線で二重跳びや三重跳びをすると、さすがに足に突き刺さるので絶対にしないようにしてください。
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