思考力、記憶力、判断力は、勉強だけでなくスポーツなどあらゆる場面で必要なスキルです。
そんなすごい能力を身につけたいと思いませんか?
今よりも上げたいと思いませんか?
今回は、目や脳を鍛えて、思考力、記憶力、判断力を鍛える時短トレーニングを紹介したいと思います。
1 時短トレーニング
思考力、記憶力、判断力は鍛えたいけど、仕事や勉強など、忙しくてなかなかトレーニングの時間がとれないという方もいると思います。
4つの時短トレーニングをご紹介します。
以前「速読」についてこのブログでもご紹介しましたが、速読と密接な関係にあります。
これらのトレーニングをすることで速読のための助けにもなるし、目と脳を鍛えることに繋がります。
でも、目と脳が鍛えられると何がよいのでしょうか。
目は人間の情報収集のほとんどを司っていると言っても過言ではありません。
目から入ってくる情報が脳にいき、それらの情報処理が素早くなれば、おのずと思考力、記憶力、判断力がアップするのは納得です。
さらに目と脳を鍛えることで、自律神経が整い、緊張をほぐし、落ち着いてプレーや勉強、仕事ができます。
体の軸も安定して体がなめらかに動くようにもなります。
これからご紹介する4つのトレーニングはいつでもどこでもできます。
そしてパッとできます。
ぜひ試してみてください。
眼筋トレーニング
目を左右、上下、遠近に動かすトレーニングです。
はじめはゆっくり目を動かし、徐々にスピードアップさせましょう。
終わったら目を閉じ休ませてください。
【左右のトレーニング】
・両手を肩の高さまであげます。
・顔は正面を向き、両手の人差し指を立てて視野のギリギリに入る位置におきます。
・顔は動かさずに、右手の人差し指を見て5~10秒そのままキープします。
・目の筋肉を伸ばし、気持ちいいと感じながら行いましょう。
・左も同じように行います。
・左手の人差し指を見て、5~10秒キープします。
・顔は動かさず、眼球だけを動かして左右の指を交互に観ます。
・できる限り速く行い、6秒間で何往復できるか数えましょう。
・目をゆっくり閉じてしばらく休ませてください。
【上下のトレーニング】
・基本的には左右のトレーニングと同じです。
・右手をおでこの斜め上へ、左手をおへその前にもってきます。
・顔は正面を向いたまま、両手の人差し指をたてて視野のギリギリに入る位置にセットします。
・あとは交互に見るという動きは左右と変わりません。
【遠近のトレーニング】
・片手の人差し指を目から15cm離したところに立てます。
・遠く(5m程度)に目標物(見る対象)をセットします。
・顔は正面を向いたまま、商店を合わせて近くの指をしっかり見ます。
・ゆったりリラックスしたまま、5~10秒キープします。
・遠くの目標物を近くのときと同じように見ます。
・近くの指と遠くの目標物を交互に見ます。
・できる限り速く行い、6秒間で何往復できるか数えましょう。
・目をゆっくりドジ手しばらく休ませてください。
コアチューニング
仰向けに寝て、膝を90度に曲げて肩幅に広げたら、7つのポイントを両手の3本指で押していきます。
空気を鼻からゆっくり吸い、口から細く吐き、2セットします。
もしもスポーツのプレー中に心や体が乱れそうになったら、コアチューニングの呼吸法だけでも効果があります。
【押すポイント】
① みぞおち
② おへそより3cmほど上
③ おへそより10cmほど下
④ 右の腰骨の際あたり
⑤ 右の肋骨の下
⑥ 左の肋骨の下
⑦ 左の腰骨の際あたり
やってみるとわかると思いますが、みぞおちから始まって、いったんおへそに向かって下に行き、右回りでみぞおちまで戻り、左回りでおへそに向かうという1周コースです。
・仰向けに寝て、体の力を抜きます。
・膝を90度に曲げて、肩幅に合わせて開きます。
・3秒かけて、鼻から息を吸い込みます。
・10秒かけて口から息を吐きだしながら、同時に両手の指先でポイントを押します。
・痛くない程度にお腹を押しましょう。
・3秒かけて鼻から息を吸いながら、指を徐々に離します。
高速パラパラ
・ほんの背表紙の中央か、その下あたりを右手で持ちます。
・左手の綾指を閉じた本の小口にあて、左手の他の指で軽く本を支えてください。
・左手の方に本をしならせて、親指の腹で小口をこすり、素早く本をめくっていきます。
・「パラパラ」というほり、風を切るような音が立つように勢いよくめくってください。
・本の内容はわからなくて大丈夫です。
・4、5分行います。
・人と会話しながら行うと良いでしょう。
肩甲骨ゆるゆる体操
・両手の小指を合わせて顔の目に持ってきます。
・肘と肘も合わせましょう。
・3秒かけて鼻で息を吸いながら、両腕をそのまま上げていき、頭のてっぺんにきたら、伸びをするように手のひらを合わせます。
・10秒かけて息を吸いながら、手のひらと腕全体を外、内、外、内・・・とひねりながら円を描くように下していきます。
・肩甲骨を意識しながら、ひらひらとおろしましょう。
・これを3セットします。
どうでしょうか。
時間がなくてもできそうですね。
これらを日々やってみて、思考力、記憶力、判断力アップに努めてみてください。
3 まとめ
今回は目や脳を鍛えて、思考力、記憶力、判断力を鍛える時短トレーニングを紹介しました。
紹介したのは4つです。
〇 眼筋トレーニング
〇 コアチューニング
〇 高速パラパラ
〇 肩甲骨ゆるゆる体操
これらを日々行ってみて、思考力、記憶力、判断力をアップさせてみましょう。
さて、思考力や記憶力、判断力が上がるとどうなるのでしょうか。
おおかみと7匹の子ヤギで確認してみましょう。
7匹の子ヤギは、お母さんふんするオオカミとやりあう話ですが、思考力が高ければ
「声」「手の白さ」
にも、持ち前の思考力で
「お母さんは鍵を持って出たから、自分で開けて入ってくるはずだ!」
とオオカミに一言言い放ったでしょう。
記憶力が上がれば
いくら白くしてきたとしても自分の母親の手とオオカミの手は違うということに気づくでしょう。
判断力が上がれば「お母さんではない」という判断を下せたでしょう。
ということで、もしも7匹の子ヤギに思考力や記憶力、判断力が今よりもあったら
むかしむかしあるところにおかあさんヤギと7匹の子ヤギがいました。
おかあさんヤギがおでかけすると言いました。
7匹の子ヤギは今日はオオカミが来て、だまそうとしそうだと思ったので、おかあさんヤギについていきました。
オオカミは実際ヤギの家に来たのですが、家には誰もいませんでした。
おしまい。
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